2004/01/01

新年モンペリエより


 友人宅で数ファミリーが集まっての年越しパーティーにまざり新年を迎えた。元旦も午後から練習があるため、最後まで付き合うことは出来無かったが、各ファミリーそれぞれが腕を振るって持ち寄った料理を皆でつついて2003年最後の夕食を楽しんだ。皆からのリクエストもあり近所の寿司バーから差し入れした寿司弁当もおおむね好評だったようだ。

 モンペリエに来てから5ヶ月が経ち、シーズンの折り返し地点にいる。序盤戦で手応え感じたものの、怪我からの復帰後はなかなかチャンスを与えられない状況にある。良いときも悪いときもそれなりにきちんとボールを繋ぎ、連携から意図のあるプレーをするフランスのサッカーは自分にはあっていると思うだけに試合に出られないのは悔しい。

 トップの試合にベンチ入りしないメンバーで、ほぼ毎週行われるCFAリーグに出場しているのだが昨年最後の2試合では得点・アシストと結果が出ているので、さらに日々の練習で好調さをアピールしていきたい。

 6日間のクリスマス休暇では城塞都市カルカッソンヌを見て周ったり、醤油持参で牡蠣養殖の街メズに行き新鮮な生牡蠣をご馳走してもらったりと良いリフレッシュも出来た。いずれもモンペリエから車で行ける範囲にあり、改めてここモンペリエ周辺の地域を気に入った。南仏地方は先月稀に見る大雨でスタジアムがプールになってしまうほどの被害を被ったが、基本的に南仏の冬はカラッとした晴天の日が多くて過ごしやすいので助かる。ポルトガルの冬のように毎日泥だらけになって練習しなくて良いし何よりも練習の能率も下がらないで済む。グラウンドの土が軟らかいのは相変わらずだがさすがに慣れた。この後もう少し気温が下がることはあるそうだが、寒さに凍えてグラウンドに出て行く事はなさそうだ。