2002/06/14

アルビロッハ

 スペイン対南アフリカの中継に裏のパラグアイ対スロベニアを交えて放送していた試合を観た。決勝トーナメント進出チームが勝ち点と得失点差によって決まると言う状況で、実況もどちらかで点が入るたびに勝ち点と得失点を計算して順位を予想すると言う忙しい展開の試合だった。結果的に前半に一人退場者を出して0-1で負けていたパラグアイが逆転勝利でスペインと共に決勝トーナメント進出を決めた。それほど沢山の試合を観れていた訳ではなかったがこの試合は今回のワールドカップの予選で観た中でももっとも観応えのある面白い試合だった。

 セロでチームメイトだった選手が活躍した事も嬉しかったが、パラグアイ人の不屈の姿勢とそれがもたらした最終的な結果に何かを教えられたような気がした。

 翌日にはブラジルがコスタリカに大勝して予選リーグ3連勝に。街ではいよいよカナリア色のユニフォームが目立つようになった。

2002/06/07

国内リーグ


 ワールドカップが開幕した。街で見られるブラジル国旗はいよいよその数を増やしショッピングに行けば応援グッヅがこれでもかと言うほど売っている。初戦を逆転勝ちでスタートしたセレソンを応援するブラジル国内はまさにワールドカップ一色だ。

 そんな中でもクラブチームは並行して国内リーグ(おもに州リーグ)を週に2試合のハイペースで行っている。ひいきのチームへの注目はワールドカップ中も変わらず、ライバル同士の対決となるクラシコでは代表チームのことなどどこかに行ってしまったような熱狂の応援ぶりでチームを煽る。

 サポーターはチームが常に攻撃的であることを望んでいる。ワールドカップはここブラジルでももちろん全試合が生中継されているが、放送は夜中から朝にかけてなので午前中に練習がある時は見たい試合を見る事も
ままならないのが残念だ。