2001/06/20

決勝戦

 準決勝のリベルタ戦は1-0、2-1で勝ち抜きついにセロは前期のリーグチャンピオンを決める決勝戦まで駒を進めた。アウェイの第2戦には後半10分から出場する事が出来たので、ひたすら走りボールを受けた。右サイドに入ったものの退場者が出てすぐに左サイドへ、最近は左でのプレーも要求されるが、今は出られればどこでもやる。決勝戦でプレーするためにもアピールが必要だった。

 土曜日の決勝戦のために木曜日からコンセントレーションに入ったが、ルケーニョやリベルタはここ数週間ずっとコンセントレーションしているらしい。ホームとはいえセロから300キロ離れたシウダデレステにはホームの利は無いが、ルケのスタジアムでのアウェイ戦を考えると2-0以上の勝利が優勝への条件だった。内容はあまり良くないもののPKとゲーム終盤の2ゴールで3-0の勝利。3点目のアシストの際に膝をスパイクされて試合後に数針縫う事になったが、次の日曜日は問題無いだろう。優勝へ向けて良い状況でアウェイに乗り込める。なんとしてでもセロでチャンピオンになりたいし残る1試合で活躍して結果を残したい。

 試合後のアスンシオンへのバスは毎度の事ながら、飲めや歌えの大騒ぎでとても眠るどころでは無い。大事な勝利の後はバスにながれている映画もそっちのけで数時間を騒ぎまくる。それだけ皆で試合に気持ちを持って行っていた訳だし皆で勝利を分かち合いたいのだと思う。それでも眠い人は眠い。

 半そで短パンだった先週から、今週はセーターにコートの冬の季節がパラグアイにやって来た。